金融政策会合、日銀は「大規模緩和」を維持する方針固める
日銀は金融緩和策を堅持日本銀行は28日、開催されていた金融政策会合にて、経済下支えの観点から大規模な「金融緩和」を続ける方針を固めた。急速な円安の影響などについて、重点的に議論したものとみられる。世界的にインフレ(物価高)が進む中、今年度の物価上昇率の見通しについては、今年7月に示した前回値の2.3%からさらに引き上げる方針だ。欧米諸国の10%前後ほどではないものの、国内のインフレ状況を示す「消費者物価指数(CPI)」は、前年同月比3%まで上昇している。日銀は、インフレ(物価高)の抑制を重視して金融引き締…