日銀金融政策会合、緩和維持で「円安・ドル高」急伸 日経平均株価や円建てビットコインなど上昇
金融緩和策を維持日銀は17~18日に開いた金融政策決定会合で、大規模金融緩和策の維持を決定した。長期金利上限(10年金利の誘導上限)を0.5%程度とする現状の維持を全員一致で決めた格好だ。YCC(イールドカーブ・コントロール)の政策枠組みは継続する。会合後の記者会見で黒田総裁は、「金融緩和継続により、企業が賃上げに踏み切れる環境を整えることが先決」との意向を強調した。今後は、23年4月8日に任期満了を迎える黒田総裁の後任を決める“新総裁人事”も市場に大きな影響を及ぼし得るだろう。 昨年12月に続く緩和修正…