三井住友銀、ドル建て定期預金の金利5.3%に引き上げへ 他行は?
三井住友銀行は米国の長期金利の上昇をうけ、25日から米ドル建ての個人の定期預金の金利(6カ月物と1年物)を、現在の年0・01%から5・3%に一気に引き上げる。引き上げは5年ぶり。今後、他メガも追随する可能性がある。
朝日新聞の取材に明らかにした。1カ月物、2カ月物は年0・01%から1%に、3カ月物は年0・01%から3・7%に引き上げる。同行はこれまで米ドル建て預金の金利を、市場金利に連動させる仕組みではなかった。米国の金利は物価高(インフレ)を抑えるために短期間で急上昇していることなどから、連動させる仕組みに改める。
ネット銀行の中にはすでに、市場連動の金利にしているところもある。1年物で、auじぶん銀行は5・1%、ソニー銀行が5・0%になっている。三井住友銀の引き上げには、こうしたネット銀に対抗する狙いもある。今後、SMBC信託銀行とも連携し、外貨預金の獲得を進める方針という。
他の大手行も今後、引き上げ…()以下有料版で、残り350文字)
朝日新聞 2023/9/19 21:00
https://www.asahi.com/sp/articles/ASR9M6HZPR9MULFA011.html?iref=sp_photo_gallery_bottom