パウエル議会証言を受けビットコイン下落、米株指数との「正の相関」は減少傾向に
マクロ経済と金融市場8日の米NY株式市場では、ダウは前日比574ドル(1.72%)安、ナスダックは145ドル(1.25%)安で取引を終えた。パウエル議長は公聴会証言で「最近の経済指標(インフレ圧力)は想定よりも強かった」と言及。政策金利のターミナルレート(最終到達点)引き上げや利上げペースの再拡大を示唆した。これを受け、米金利先物市場では次回FOMCでの50bpsの利上げ予想が69.8%まで急伸した。前日時点では31.4%、前月は9.2%であったことから、急激に織り込まれ始めたことが窺える。
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